夏はもちろん、春や秋、冬でも紫外線は存在し、私たちの肌を傷つけていきます。男性ならともなく、女性は日焼けは極力防ぎたいところ!

 

日焼け防止するための方法は、ネット上でたくさん知ることができますが、ここでは、一般的にはあまり知られていない”意外な”日焼け対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

スッピンは禁物

 

怖ーい紫外線から肌を守るために、まずは予防しなければ。ちょっとだからといって素顔で外にでるなんてとんでもない。洗濯物を干すだけでも日に焼けるんです。特に紫外線量が多い午前10時から午後2時の間は要注意。

 

曇っていても油断はできません。きちんとお化粧するのが面倒なときは、紫外線防止効果のある乳液やクリームだけでもぬっておくこと。首まわりや、耳のうしろ、足や腕なども忘れないでください。

 

 

SPFとPAについて

 

「SPF」は、紫外線B波をどのくらい防止できるかという目安の数値で、たとえば、「SPF20」と表示があれば、ぬってない時と比べて20倍の時間、日焼けを抑えることができるということになります。

 

「PA」は、紫外線A波を防ぐ度合いを示す数値。「PA+」から「PA+++」までの3段階で表します。紫外線A波はガラス越しでも影響があるので、室内や車内にいるときは「PA」効果の高い日焼け止めを選ぶ方がいいでしょう。

 

日焼け止めを選ぶときは、TPOに合わせて。普段の外出では「SPF10」程度、スポーツ観戦でも20あれば十分だそう。むしろ実際の効果の有無は、数値の大小より「落ちにくい」かどうかによります。重ねづけしたり、マメにつけ替えるといった工夫をしましょう。

 

紫外線防止の成分は刺激が強いので、肌の弱い人は注意が必要。SPF値が高いほど肌への影響も大きいと考えておきましょう。また、日焼け止めには、酸化亜鉛や酸化チタンなどで、紫外線を散乱して肌を守るタイプと、化学物質で紫外線を吸収するタイプがありますが、敏感肌やアトピー体質の人は紫外線吸収剤を含まないタイプをセレクトしましょう。

 

 

マメにぬり直さないと効果なし

 

「日焼け止めをぬったのに焼けちゃった…」ってことありませんか?日本化粧品工業連合会が定めた日焼け防止効果の数値は、1平方センチメートル当たり2ミリグラムの日焼け止めをぬった場合のことで、これは人が通常ぬる量のほぼ倍に当たります。

 

さらに、タオルやシャツでこすれたり、椅子に座ったりすれば落ちてしまいます。焼かないためには、厚くぬるか何度もぬり直すことが必要。アウトドアでは2、3時間おきにぬり直した方が日焼け対策には効果的です。

 

 

日傘や手袋で完全防備!?

 

紫外線を防ぐためには、シャツなどの衣類や日傘、帽子なども利用しましょう。もともと繊維には紫外線をカットする性質があります。カット率は絹(60%台)、綿・麻(70〜80%)、ポリエステル(95%)の順に高くなります。濃い色、厚い布、目の詰まった布などもカット効果があります。

 

UVカット加工された商品もいろいろ発売されています。UV加工は、繊維に紫外線を吸収するセラミックスを混ぜ込む方法と、繊維の表面に紫外線吸収剤を塗る方法があります。例えばストッキング。UVカットストッキングは、化粧品に使われる紫外線吸収剤を表面に付着させて作ります。

 

女子大生が、左脚に普通のストッキング、右脚にUVカットストッキングを履いて実験した結果は「当日の脚の赤みは変わらないのに、左脚はヒリヒリした」55日後には左右の脚の色はかなり違ったとのこと。日焼け直後には血管が拡張して皮膚が赤くなっているのではっきりわかりませんが、UVカットストッキングを履いた脚は、メラニン色素があまりできていないので、時間がたつと肌の色は違ってくるのです。

 

 

日傘の色は白より緑が〇

 

日傘をさして歩いている女の子、夏になるとけっこう見かけます。帽子をかぶるより陰になる範囲も広いし、気軽に使えそうですが、顔が陰になっているだけでは紫外線を防いでくれないって知ってましたか?日傘をさしたとき、傘と顔との距離は普通50〜60センチくらいです。でも、これでは紫外線防止にはあまり役に立ちません。

 

共立女子大の学生が実験したところ、傘と顔との距離が4センチで93%、30センチで91%の紫外線を遮りますが、60センチ離した場合は69%、1メートルでは、日傘の陰に入っていても33%しか防止しないことがわかりました。

 

傘の色も無関係ではありません。紫外線遮蔽率を色別に調べてみると、緑が91%でトップ。青、赤、黄色と続き、人気のある白は72%と低い結果に。見た目には涼しげな白い日傘も、紫外線防止効果は低いということです。レースや、目の荒い布地を使った傘も効果は低いと知っておきましょう。

 

 

レジャーに行く時はチェック!

 

強い夏の日差し、急激に浴びるのはNGです。プールや海に行ったからって、短時間で焼くとひどい日焼けになったり、シミが残ったりすることになりかねません。上手に焼きたいなら、じっくり、のんびりがキーワード。朝や夕方の時間、または2月くらいの紫外線の少ない季節から少しずつ日に当たるようにしましょう。

 

ボートの上でのんびり昼寝なんて気持ちよさそうですが、実は大変危険です。海の上は紫外線の影響が特に強いので、レジャーのときは普段よりSPF値が高めの日焼け止めを使うなどの注意が必要です。

 

プールや海で泳いだときは、水からあがる度に水分を拭き取り、日焼け止めを塗り直しましょう。プールサイドや浜辺で過ごすときは、濃い色のシャツなどを水着の上から着ておくと安心です。サングラスをするときは薄い色のものを。色が濃いと瞳孔が開くので、かえって紫外線がたくさん目に入ってしまいます。

 

熱い日差しは日焼けだけでなく、日射病や熱射病などを引き起こすこともあります。暑いのに汗をかかないのは要注意!体のバランスが崩れ、命にかかわることもあります。衣服は熱がこもらないものを選ぶようにしましょう。水分を摂る事も大切です。その場合は、水ではなく電解質を含んだドリンクを飲むと、さらに予防効果があります。