しもやけとは、皮膚表面の静脈がうっ血し、十分な酸素や栄養分が皮膚の細胞に届かず、組織が破壊された状態です。寒さによって起こる皮膚病で、正式な病名は「凍瘡(とうそう)」といいます。

 

しもやけの原因は、寒さと湿気です。雪遊び、水遊びなどをして、ぬれたままにしていると、その水分の蒸発とともに手の表面の温度を冷やし、血行を悪くし、しもやけになってしまいます。

 

また、しもやけを予防するために、ビタミンEが豊富な食べ物をとるようにしましょう。小麦胚芽、アーモンド、かぼちゃなどに多く含まれていますよ。

 

 

しもやけ対策

 

しもやけが生じやすい平均気温は4~5℃、1日の気温較差10℃前後です。予防として、血液の循環をよくする事。入浴後はすぐ足先や指間をよく拭き乾燥させ、乾いた清潔な靴下を履くようにしてください。

 

  • 外出時に手足や耳を寒さから守りましょう。
  • 靴下が湿ったら取り替える、手足が濡れたら
  • 乾いたタオルでよくふき取るようにしましょう。
  • きつい手袋・靴・靴下は避けましょう。
  • 入浴時に手足をよくマッサージしましょう。

 

 

手あれとは

 

しもやけと同様に、冬に圧倒的に多くなります。冬になると、湿度が下がり、空気が乾燥するため、皮膚が乾燥して、角層が影響を受けやすくなります。また、皮膚の表面を覆って水分の蒸発を防ぐ皮脂も減って、乾燥しやすくなります。日常よく使う指から始まり、その後、手のひらへと拡大して、次第に両手が荒れてきます。

 

症状の現れ方としては、手の表面がカサカサに乾燥して、その後赤みが出て炎症が起き、湿疹やかゆみを伴うようになってきます。炎症が強くなると、ひび割れができて、激しい痛みを伴います。

 

手あれを未然に防ごう

水仕事をする前に、少々の水では落ちないタイプのハンドクリームを塗り、肌を保護しましょう。また、水仕事が終わったらすぐ手を拭き、まだ湿り気が残っているうちに保湿剤をつけましょう。

洗剤などを扱う時は直接触れないように、ゴム手袋をつけましょう。手を濡れたままにして置くと、水滴が蒸発する際に角質層の水分も奪ってしまい、通常よりも乾燥してしまうからです。たまに、ゴム手袋をすると、かぶれることもあるので、木綿の手袋の上にゴム手袋をすることをお勧めします。

 

お湯は、水だと溶け出さない皮脂を溶かして、皮膚の乾燥を早め、皮膚の脂分まで奪ってしまいます。さらに、洗剤の使いすぎも手の角質を傷つけてしまいます。冬、食器洗いをした後に手がカサカサする原因は、ここにあったんですね。

手荒れを防ぐ為にも、食器を洗う前にペーパータオルなどで汚れをふき取り、ぬるま湯(40℃くらい)のお湯に浸してから洗うと、使う洗剤の量の少なくてすみます。指先のささくれは決して引っ張ったりせずに、専用のはさみ(眉毛用はさみでも可)で根元から切り、しっかりと保湿しましょう。

 

湿疹や炎症がひどいときは、まず、1週間~10日間ぐらいステロイド外用薬を患部に塗って炎症を抑え、その後は保湿薬で通常のケアをし、刺激を避けるようにします。

パソコンのキーボードや、OA用紙、お札などは、手の平の皮脂を知らず知らずのうちに奪い取っています。作業をする前に、ハンドクリームを塗って保護してください。塗りすぎに注意して!

 

お風呂上りに、尿素入りのハンドクリームをつけると、しっとりと保湿することができます。尿素はアレルギー肌を刺激する場合があるので、敏感肌の方は避けたほうが良いかもしれません。

顔をマッサージする時に、手もマッサージしましょう。関節や、血管にそってマッサージすると、血行もよくなって、冷え性の解消にも効果があります。

 

 

ネイルケアにも気をつけよう

 

乾燥する冬は爪もいたみがちで、割れやすくなっています。綺麗な爪を保護するためにもマニキュアのトップコートをつけておきましょう。

 

また、除光液には、爪を強烈に乾燥させる成分が入っているので。使いすぎに注意しましょう。使用する場合には1週間に1度くらいの間隔をあけてくださいね。