「ローマは一日にして成らず」のことわざではありませんが、美しい素肌も一日では作れません。

 

美肌作りの基本は毎日のお手入れ。四季の美しさに恵まれた日本は、それだけに気候の変化も大きいので、季節に応じたスキンケアが大切です。

 

 

マメにしましょうスキンチェック

 

ご自分の肌をどれくらいご存じですか。

 

人間の皮膚は均一ではありません。次のような6つのチェックポイントで、部分による肌コンディションの違いを確認してみてください。

 

セルフチェック

<I目の周り>

他の部分より皮膚が薄く皮脂の分泌も少ないので乾燥しがちな部位です。むくみなど体調の変化も現れやすいので、毎日のチェックは健康管理にも役立ちます。

 

<IITゾーン>

額から鼻筋にかけてのTゾーンは、皮脂の分泌が多く毛穴の状態も気になります。他は乾燥しがちでもここだけオイリーという「混合肌」も少なくありません。

 

<IIIほほ>

人により、また季節や体調により肌の状態が大きく違う箇所です。カサツキ、くすみ、たるみなどをチェック。若い人ならニキビもここに出やすいですね。

 

<IVこめかみ>

見逃しがちですが、横顔の時は目立つ部分。洗顔時にすすぎ残しをしやすい所でもあります。それが原因の肌荒れにも注意してチェックしましょう。

 

<V小鼻>

毛穴の開きが目立つ部分。自分の皮脂分泌の状態をチェックてください。

 

<VIあご>

ここは意外に油っぽい部分。お化粧くずれの要注意ゾーンでもあります。

 

部分別プチ・スキンケア

<目まわり緊急パック>

目の周囲のカサツキやクマが気になったら、暖かいおしぼりと冷たいおしぼりを交互に当てて、血行をよくしましょう。ここは皮膚が薄いので、自分でするならマッサージよりも「軽くおさえる」ケアの方が安心です。

目じりの年齢を一挙に数年若返らせるには、プラセンタやヒアルロン酸を注入する方法が手軽で効果的です。クリニックでほんの数分でできるようです。

 

<毛穴の黒ずみに顔サウナ>

Tゾーンや小鼻の毛穴が目立つ人、黒ずみが気になる人には特におすすめ。洗顔前に毛穴を開いて汚れを落としやすくします。洗面器に熱いお湯をいれて湯気を顔にあてましょう。

バスタオルをかぶって、洗面器と頭をおおうドームのようにすれば効果的。お湯にお好みのハーブを浮かべれば、気分もリラックスできます。

シミや黒ずみには、レーザーや高周波より刺激の少ないフォトフェイシャルがいま注目されています。短時間で済み洗顔やお化粧も大丈夫なので、お昼休みにも行えるとか。

 

<ばら色のほほにミスト>

暖房の聞いた室内では、口や目の周囲、ほほなどが乾燥して突っ張った感じになることがあります。保湿系の化粧水を小さなスプレーに入れて、外出先でもシュッと軽くひと吹き。うるおい補給で肌を守ります。

塗るだけでシワの薄くなるジェル(ポトックス)も試してみては。ひたいや目のまわりには特に効果が高いそうです。

 

<リップにラップ>

唇の乾燥がひどい時は、はちみつやリップクリームを塗った上から料理に使うラップを小さく切って貼り、数分間のパック。寝る時は必ず外してください。

プルンとふっくらした唇になる、くちびる専用のジェルも発売されています。

 

 

忙しい人のための速効スキンケア

 

肌の「いたわり」と「うるおい」に、今日からできる簡単な方法をご紹介しましょう。

 

<お風呂で張りのある肌に>

ぬるめのお風呂につかりながらできる超簡単なフェイシャルマッサージ。両手の親指をのぞく4本の指先を使って、力を入れず手首のスナップをきかせながら顔をトントンと軽く叩きます。4本の指は揃えず離してください。

お風呂でなく、おでかけ前に今すぐ何とかしたいという人には、塗るだけで効果のあるインスタントフェイスリフトがあります。洗い流すまで数時間は有効です。

 

<ホットパックでリフレッシュ>

洗顔後、顔に蒸しタオルを乗せます。疲れた肌の細胞が「ほぉッ」とくつろいでいくのが実感できるはず。充分くつろいだ肌には、ローションや乳液の有効成分がしっかり染み染み込んでいくような気がします。

ビタミンCの誘導体を含む美容液なら美白効果も期待できますね。