カイロプラクティックは整体の一種であり、気軽にそして効果的に肩・首・膝・足首・肘などのズレや痛みを改善できることで、ここ数年でカイロプラクティックを行う店舗が次々とオープンしています。

 

通常は数回の施術が必要となりますが、1回でも十分な効果が得られる場合も多々ありますので、体が重い、痛いなど不調を感じるという肩はカイロプラクティックを受けてみてはいかがでしょうか。

 
 

肩の治療

 

ズレた肩の位置を正しく戻す

 

痛みなどを治そうと思って病院に行くと、西洋医学にしろ東洋医学にしろ、その症状を軽減するような方法をとりますが、それだけでは一時的にしか治らないことが少なくなりません。しかし、病気となる原因そのものを取り除くことを目的としており、筋肉や靭帯を直接触って正しい位置に調整することを重点にされています。

 

肩のさまざまな症状は姿勢が原因になって起こるものが多く、他の症状と同様に、まずは正しい位置からズレている肩の状態を、正しい位置に戻さなくてはなりません。

 

肩の痛みの多くは、前屈みの姿勢によります。通常両腕を体側に下ろしたとき、体側にそって真っ直ぐな位置にあるはずなのですが、前屈みの姿勢では、それよりも前にきてしまっています。あるいは、左右どちらかに傾いていることが原因になっていることもあります。たとえば、野球のピッチャーでは、正しいフォームで投げていないことが原因になって肩を壊すことがよくあります。

 

肩が正しい位置からズレると、頚椎が圧迫されて痛みがおこります。肩の痛みを治すには、まず、靭帯や軟骨を軟らかくしてやります。関節を軟らかくしてやると、上がらなかった腕なども容易に上がるようになり、例えば30度くらいしか後ろに回せなかった腕も45度くらいまで回せるようになったりと、処置をした直後の効果が発揮されます。

 

肩の位置のズレは、肩こりを生じさせ、視力を落としたり、偏頭痛がしたり、歯痛や不正咬合を起こし、蓄膿症になる場合もあります。

 

 

膝の治療

 

膝の痛みをとって膝関節を修復

 

膝の痛みをとるためには、まず、足首、すねの脇、内側靭帯を軟らかくし、膝が曲るように調整します。若くても膝を悪くする人は多く、腰痛と同様にスポーツ選手などでも膝を傷める人は少なくありません。膝の痛みに対しては、腰痛とほぼ同様の治療をします。

 

膝の痛みは、主に立っているときや座っているときの姿勢が原因となります。地面に対して足のつき方が正しい位置にないと、重心がズレて膝に負担がかかります。どちらかといえば、外側を向いていることが多く、そのために下半身の重心が外側にいくことで、膝に負担がかかって炎症が起こります。

 

膝の痛みは、ヒラメ筋という足首にある筋肉が横向きになることから起こるので、これを縦方向にするよう調整します。そして膝の内側、外側の靭帯を伸ばし、股関節の内転筋、恥骨筋が下がっているので、これを元に戻してやります。

 

腰痛にもいえることですが、自宅でも足首を回すような訓練をすると効果的。足首を回すことで、かたまってしまった足首を軟らかくし、足の重心を親指側に向けるように姿勢を心がければ、かなりの是正はできるでしょう。

 

膝が痛い人は、正座の姿勢はしないほうがよいとされています。ひらめ筋が外側にむいてしまい、余計に足の外側に体重がかかってしまうことになるからです。また、巻爪になりやすい人も要注意。このような人はなるべく親指の内側に重心をかけるよう心がけるとよいでしょう。

 

 

腰の治療

 

骨盤矯正が第一

 

年齢を問わず、腰痛に悩む人は多く、スポーツ選手などでも腰を悪くする人は少なくありません。一般的には腰が痛いとマッサージをしたり、椎間板ヘルニアなどでひどくなった場合には手術をしたりして治療をしますが、痛みのある腰には、直接治療を施すことはありません。これは炎症を起こしている部位を、むやみに治療することで炎症そのものを悪化させてしまうから。

 

腰痛は主に立っているときや座っているときの姿勢が原因となります。地面に対して足のつき方が外側になっていると、下半身の重心が外側にずれ、腰の位置が歪み、骨盤がひらいた状態になり、腰に負担がかかって炎症が起こります。

 

炎症から腰痛を起こしている場合、ヒラメ筋という筋肉が横向きになってしまっているので、これを縦方向にするよう調整します。そして靭帯を伸ばし、内転筋、恥骨筋の歪みを元に戻します。

 

O脚の人やがにまたの人には腰痛持ちが多いので、腰の痛い人はまず自分の立ち方、姿勢に気をつけ、足の小指側に体重がかかるような姿勢はやめるようにしましょう。かかとに重心をおいた立ち方では、あごを突き出した姿勢になり、腰の位置が下がる原因となります。

 

このような人は、自宅でも足首を回すような訓練をすると効果的です。足首を回すことで、かたまってしまった足首を軟らかくし、足の重心を親指側に向けるように心がけるだけでもかなりの改善はできるでしょう。

 

腰痛がある人は、立ち方が悪いことが多く、女性などでヒールのない靴を履くと、重心が後ろに移動し、腰の位置が下がって腰痛になる人もいます。腰の位置を上げるだけの目的でなら、ハイヒールを履くこともひとつの対処方といえるでしょう。座った姿勢の多いOLや運転手にも、腰痛に悩んでいる人が多くみられます。

 

コンピューターなどの入力で座ったままで前かがみになることが多かったり、がにまたの姿勢で運転していたりすると、両足の小指側に体重がいき、骨盤が開いた状態になってしまいます。足を組むのは悪いと思われがちですが、このような人は足を組むと骨盤が締められ、結果的には腰痛を防ぐ効果があります。スポーツ選手では、ラグビーの選手など、上から強い衝撃を与えられるような運動を行っていると、腰に負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。

 

 

首の治療

 

動脈、靭帯を柔軟にして首の筋肉の状態を元に戻す

 

首が痛くなったり、肩がこるという症状は普段の姿勢、スポーツの衝撃などによるものが主な原因です。首が痛くなるのは、肩の痛みの延長上にあり、肩が前に出て、あごを突き出すような姿勢になると、首の筋に張りが生じ、緊張している状態が続くと痛みになります。頚椎が固まってしまうことが原因です。よく寝違えたり、首が回らなくなったりすることがありますが、その場合も同様で、肩が前に出た状態のまま、首が固定されてしまったケースがほとんどです。

 

首が圧迫された状態のまま寝てしまっているためにしびれ、そのまま固まり、筋肉が動かなくなってしまった結果です。首の痛みを治すには、動脈、靭帯を柔軟にすることによって、痛みの原因を取り除き、筋肉を弛緩させてふだんの状態に戻します。

 

左右どちらかに首が傾いている場合には、左右でつながっている靭帯のどちらかを緩め、バランスのとれた状態にし、首をまっすぐに戻します。首だけが曲っているのではなく、全体的に体が傾いているような場合には、立ち方、重心のかけ方、などによることが主なので、足首を軟らかくするような治療をしたりしながら、傾きを改善していきます。

 

 

足首の治療

 

乳酸を取り除き靭帯を調整する

 

サッカーなどをやっている人は、足の外側に重心がかかり、外側の靭帯が伸びてしまっていて、足首が硬くなってしまいます。そのため、足首をひねってねんざを起こしやすくなります。スポーツによってねんざを何回も繰り返していると、次第に足首が硬くなり、そのままの状態で固まってしまいます。

 

足を使い過ぎると疲労物質である乳酸がたまり、これによって足首が硬くなり、回らなくなるので、うつ伏せに寝たときに足首が浮いてしまって床につかない状態になります。

 

治療の際は、膝のときとほぼ同じ方法でほぐしていきます。患部そのものには触らずに、足首の内側と外側の筋に沿って指を入れていきます。乳酸は筋の裏にたまりやすいので、それをつぶすようにとっていきます。すると、次第に悪いところが赤くなり、筋が出てきます。足の裏の筋も同様に指を入れて押していきます。

 

つまった乳酸がとれれば腫れているような状態がひき、筋が浮き出てくるのです。また、足の裏の親指のつけ根にある母子丘のところも他の筋と同じような方法で乳酸をつぶすように、指を入れます。さらに、すねの内側に沿って指を入れていきます。

 

足がつったときのように筋が縮んだ状態にあったものが、治療によって伸ばした状態になりますので、ふくらはぎが軟らかくなります。

 

 

肘の治療

 

肘周辺の筋肉をほぐし柔らかくしていく

 

肘の関節が硬くなってしまうと、真っ直ぐに伸びなくなり、伸ばそうとしても曲がった状態になってしまいます。野球やラグビー選手に多いのですが、肘に力が加わることによって衝撃を受け、炎症を起こします。この炎症が長く続くと、次第に肘が固まってしまいます。このような人は、仰向けに寝て、手を上に伸ばしてつけようとしても、曲っているために、肘が真っ直ぐにならず、指先が床から離れてしまいます。

 

肘の治療の場合は、他の部位と同じように腕の筋に沿って内側と外側に指を入れていきます。肩の治療と同じ箇所になりますが、鎖骨のところに指を入れます。ここで、肘はかなり軟らかくなり、曲がっていたものが伸びた状態にまで回復します。

 

次に、胸骨の脇を3本指を使って押します。これは、肘の軟らかさを持続させて、ロックするために行います。肘に衝撃があったとき、同時に手首も固定された状態になります。肘の治療の際には、この手首の治療も同様に行います。

 

肘の関節のラインから指2本分上のポイントのところを押します。2本分下のところも同じように行います。 これによって手首がいわゆる“ぬけた”状態になってスムーズに動くようになります。そのまま手首を頭上に持ち上げて固定して、そのまま下に振り下ろし、最後に手の平をほぐし、尺骨の裏に指を入れます。