「朝は時間がないし、ごはん抜きならカロリーも減らせてやせられそう」という考えはNG! じつは朝食をとらなければ、痩せ体質にはなれないのです!

 

つまり、朝食を抜くことで、痩せにくくなるだけでなく、場合によって太りやすい体を作ってしまいます。健康的にダイエットをしたい!という方は、朝食はしっかり摂らなければいけません。

 

 

朝食を抜くと太りやすい体になる!

 

規則正しく3食をとることが健康にいいとわかっていても、ダイエットのためについ朝食を抜いてしまうという人も多いようです。しかし、朝食を食べずに摂取カロリーをセーブしても、やせるどころかかえって太りやすい体になるのだそう。

 

朝食抜きの生活がダイエットを成功しにくくするのはなぜなのでしょう?

 

朝昼晩の3食をきちんと食べることで、人間の体は1日の生活のリズムをとれるのです。ところが、朝食を抜いてしまうと、脳や胃腸、他の臓器への目覚めのスイッチが入らず、体のリズムも乱れることに。

 

それによって自律神経やホルモンバランスの調子も狂うため、代謝の低下や冷え、便秘などにつながり、やせにくい体となってしまうのです。さらに、空腹状態が長時間続くと、脳が飢餓状態を察知し、生命を維持するために、体に栄養をため込もうとします。

 

とった栄養は脂肪として蓄積しようとし、余計なエネルギーを使わないようにするため、体が省エネモードになり、代謝が落ちてしまいます。つまり、朝食で一時的にカロリーを減らしても、長い目で見れば太りやすい体をつくることになるのです。なるべく均等に時間をあけて、3度の食事を規則正しくとることが、やせ体質へ導く第一歩です!

 

 

朝食抜きで起こる3つの問題

 

1.食事の間隔があいて太りやすい体に

朝食を抜いて昼まで何も食べずにいると、空腹の時間が長くなります。すると、脳が体を省エネモードにするよう命じて、エネルギーをムダ使いせず体の中に蓄えようとするのです。その結果、代謝が下がり太りやすい体に。

 

2.ホルモンバランスが乱れて代謝がダウン

朝食を抜くと、体や脳がきちんと目覚めないまま1日が始まるため、体が生活のリズムをコントロールできなくなる原因に。代謝ダウンはもとより、ホルモン分泌のバランスを乱す原因にもなってしまいます。

 

3.体が冷えて便秘や冷え性に

食べ物を口にすることで、胃や腸を刺激して便通を促すきっかけになります。朝食を抜くと、腸のぜん動運動が起きず、便秘となる要因に。また、朝、栄養素の代謝が行われないと、体温が上昇しにくく冷え性を招く恐れも。

 

朝食ダイエットQ&A

Q:朝起きてから何時間後までに食べればいいの?

A:1時間以内に食べれば、頭もスッキリ!

食べ物が体内に入ってから血糖値が上がり、脳を活性化するまでに約30分~1時間かかります。すっきり目覚めて、午前中からアクティブに体を動かしたいなら、起床後1時間以内に朝食をとるのがベスト。遅くとも2~3時間以内には食べるようにしましょう。

Q:休日は朝昼兼用の食事になりがちで…。

A:ブランチ+おやつで、栄養を調整して

お休みの日は、昼食兼用のブランチをとるのもOK。ただし、2食だけでは1日に必要な栄養をとることが難しいので、ブランチと夕食の間におやつの時間を設けて、栄養を補って。果物やヨーグルトなどなるべく栄養バランスがよく、200kcal以内のものを選ぶこと。

Q:時間がなくて菓子パンやチョコレートで済ませてしまうけど?

A:お菓子は栄養が偏りがちなのでNG。

菓子パンなどに含まれる糖質は、血糖値を急上昇させて体に負担をかけるだけでなく、満腹感も続きません。また、脂質が多くビタミンなどはほとんどとれないので、栄養が偏りがち。おにぎりや、バナナなどの果物に替えてみましょう。

 

 

朝食の栄養素は糖質を優先してとろう!

 

ダイエット中でも、朝食をとることが大切だとわかりました。しかし、朝は忙しくて、準備をする時間がなかなかとれない人も。朝食をとる習慣をつくるために、まず何を始めるのがいいのでしょう?

 

3度の食事の中で最初に食べる朝食では、1日のエネルギーのもととなる糖質をとることから始めるのがおすすめです。眠っている間もエネルギーは消費され続けているため、まず糖質でエネルギー補充をすることが重要。また、たんぱく質をとることで、体温を上げて代謝もアップ。筋肉を活動しやすい状態にセットします。

 

糖質とたんぱく質で午前中から体を活性化できるのです。さらに、適度な脂質や、外食で不足しがちなミネラル、ビタミンも補えればベストです。

 

 

理想の朝食は栄養素の優先順位を守ろう

 

何か1品でもおなかに入れて、朝食をとる習慣をつくることが大切です。朝、とくに必要な栄養素を知って、朝食メニューの参考にしましょう。

 

Step1

糖質(ごはん、パン、麺など)

まずは夜間になくなったエネルギーを補給!

睡眠中に消費されたエネルギーを補給するため、すばやくエネルギーに換わる糖質をとることが最優先! ただし、お菓子などに含まれる糖質は、血糖値の急上昇を招いて体への負担になりやすく、栄養価も低いので、空腹時にとるのはNG。ごはんや食パンなどから補給するように。

 

Step2

糖質+たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品など)

体温を上げて代謝アップをサポート

朝から体をアクティブな状態にするためには、たんぱく質をとることも必要です。たんぱく質は筋肉をつくるもとになるだけでなく、代謝される際に体温を上げて、筋肉を活性化。体脂肪の燃えやすい体づくりには欠かせません。朝メニューに、納豆や豆乳、卵料理などを加えてみて。

 

Step3

糖質+たんぱく質+ビタミン・ミネラル

栄養バランスを整えてやせやすい体に

昼や夜に外食することが多い場合は、朝食でなるべく栄養バランスをとるように心がけて。代謝のサポートに必要なビタミンやミネラルは、外食ではなかなかとりにくい栄養素。野菜サラダや果物をプラスするだけで、朝ごはんがグッと充実します。

 

 

まとめ

 

このように、朝食を抜くことで痩せにくくなるだけでなく、かえって太りやすくなってしまうのです。そのため、朝食は可能な限り摂るようにして、パン一枚だけでなく、糖質・タンパク質・ビタミン・ミネラルなど、栄養価を考慮して、しっかり摂取していきましょう。そうすることで、一日の元気の源になるのはもちろん、健康的で効果的にダイエットを進めていくことができます!