デトックスの概念が提唱されたのは、1960~70年代のアメリカといわれています。

 

もともとは、近年の戦争で使用した化学兵器の影響などで後遺症を負った人々を救うためにスタートした研究だというのが有力な説のようです。

 

英和辞典を「detox」で調べますと、解毒・更生治療という意味です。まさに、そのままの意味ですね。

 

話を戻しますが、アメリカでは、戦争からの帰還兵だけでなくその家族や子供、そして、一般の人々においても、環境破壊問題などの影響からの様々な人体に有害な毒物的物質の影響問題があることが問題視され、政府機関による研究が拡大されました。

 

やがて、各界のセレブなどの有名人が美容法として取り入れはじめ、また、これを紹介したことから、現在のブームへとつながっています。しかしながら、「解毒」という概念は決して新しいものではありません。

 

西はハーブを使った古代エジプト発祥といわれるアロマテラピーがあり、東は約5000年の歴史を持つインドの伝統医学であるアーユルヴェーダの中でも解毒についての解毒法の概念があり、東洋医学などでも、「体内の余分なものを取り除けば健康を取り戻すことができる」というデトックス的な考え方が治療法の根底にあったようです。

 

つまり、デトックスとは新しい健康法ではなく、古今東西、多数の人々に自然に取り入れられていた健康法でもあります。

 

 

 

人体に影響を及ぼす有害物質はどんなものがあるのか

 

人体に影響を及ぼす物質は、自然界だけでなく人工的に造られたものなど様々ですが、その形態は、気体、液体、固体のものと、すべての形態において存在しており、わが国における人工的な物質によって引き起こされた公害問題としては、水俣病などが有名ですが、これは、水銀という金属によって引き起こされたものです。

 

ではここで、以下に有害物質参考例を挙げます。

 

有害金属・・・

水銀・砒素・鉛・カドミウム・スズ・ベリリウム・アルミニウム・ニッケル・トロンチウム等

 

有害人工合成物・・・

ホルムアルデヒド・人工有機フッ素化合物・臭素系難燃剤・人工ムスク・DDT・ポリ臭化ビフェニール類・有機塩素系殺虫剤・スズ化合物など

 

この他にも人間界において、多くの有害物質が存在しています。

 

 

有害物質の摂取と人体への蓄積

 

無添加食品や無農薬野菜など、健康に留意されてる方は、お買い物をする際、気をつけながら食品を選ばれる方は多いと思いますが、現代社会において、食品添加物を全く摂取せずに生活することはほとんど不可能と言えるでしょう。

 

それぐらい現代人が摂取する食品には、添加物などの化学物質が関与し生産されているのが現状ですし、車や工場などから排出される各種の有害排気ガスなどもあり、完全に有害物質に触れずに生活することは、不可能といわざるを得ません。

 

人体には、有害物質が摂取された際、腎機能などを経由して尿などで体外に排出されるシステムがありますが、摂取された物質の種類によっては、体外に排出しにくい、または排出できない物質もあります。

 

日本で有名な水俣病などは、工場から排出された水銀が川に流され、そこからその水にさらされた海の魚を食べた方の人体への水銀の蓄積が与えた悲惨な公害問題であり、有害物質の中にはこのような恐ろしいものもあることも認識せねばならないでしょう。

 

一般的には。脂溶性、または、こうした金属など、水に溶けない物質が人体から排出されない、されにくいようです。

 

 

デトックスの効果とは?

 

デトックスにより、有害物質を体外に排出する過程を促進できれば、考えるまでもなく、有害物質から被る様々な影響を被りませんし、それだけ健康的な状態に体を維持できるということでしょう。