ここでは、口臭の原因となる様々な要因や、誰にでもできる改善策を紹介していきます。口臭に悩んでいる人はしっかりと知識を蓄え、口臭予防に取り組んでいきましょう。誰でも口臭をなくすことが可能です!

 

 

口内状態に異常がある場合

 

歯周病も口臭の原因のひとつです。歯周病とは、歯の周りについた歯垢(プラーク)によって歯茎の炎症が起きたり、歯を支える骨が破壊されることで起きる歯の病気のこと。

 

歯にネバネバとまとわりつく口の中の細菌のかたまりである歯垢(プラーク)に起因した病気ですので、歯周病になると歯肉炎や出血だけでなく口臭もきつくなります。歯周病は、虫歯のような痛みを伴わないため、知らず知らずの間に症状が進行していたりします。歯周病は歯肉炎→歯周炎というように病状が進行していきます。

 

歯肉炎とは、歯のまわりの柔らかい部分が、細菌によって炎症してしまっている症状のことを言います。歯肉炎がひどくなると、口の中がネバネバしたり、歯磨き時に出血したり、口臭が気になったりしだします。さらに歯肉炎の状態が悪くなると、歯周ポケットと呼ばれる溝が歯と歯肉の間にできてきます。

 

この歯周ポケットに膿がたまり始めると歯周炎です。歯磨き時の出血が常に発生するだけでなく、歯の根の周りの骨が溶け、歯肉が更に歯の根から離れていくため、歯が安定せずぐらぐらしだし、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯周病は痛みを伴わずに知らず知らずのうちに悪化するため「沈黙の病気」とも呼ばれています。口臭が気になったり、歯茎の腫れや出血が気になっていたら、早めに歯医者さんに行き早期治療を心がけましょう。

 

 

ストレスも1つの大きな原因である。

 

口臭の原因のひとつに、ストレスがあげられます。更年期を迎えるころの女性は、家庭面でも、仕事の面でも、責任が非常に重くなる時期と重なります。会社では、仕事や納期で追われ、家庭では、夫や子供の世話に追われ、日々、大小さまざまな責任の重圧にさらされ続けています。

 

そうした責任の重圧からくるストレスの影響で、自律神経が不調となり、唾液の分泌量が少なくなることがあるのです。唾液の分泌量が減ると、口臭のもととなる揮発性ガスを生成する嫌気性細菌の増殖が加速され、口臭が引き起こされてしまうことになります。

 

最も影響が大きい原因は、口中の細菌です。

 

もともと口中には、約100種類の細菌が存在しているのですが、それらの細菌中でも、「嫌気性細菌」の数が過剰に増えると口臭が発生しやすくなります。この「嫌気性細菌」とは、酸素が少ない環境を好む細菌で、口臭の元となる揮発性ガスを発生させる特徴があります。

 

ですので、この「嫌気性細菌」の増殖を防がないことには、口臭をなくすことができません。では、「嫌気性細菌」の増殖を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

 

実は、この「嫌気性細菌」は、口中の唾液の量が十分に分泌されていると増殖がおさえられます。というのも、唾液の中には、酸素や、細菌などを浄化する酵素が含まれているため、唾液が十分に口中にあると、嫌気性細菌にとっては、非常に存在しにくい環境になるのです。

 

特に40代を過ぎた更年期の女性は、唾液をはじめ、体の潤すための分泌物の量が、減少します。若いころに比べると 知らず知らずのうちに唾液の量が減少していますので、口中の細菌が増殖し、口臭が発生しやすくなるのです。

 

高齢の女性ほど口臭が気になるのには、こうした理由があるのです。ともかく、口臭を抑えるには、口中が常に新鮮な唾液で潤し、嫌気性細菌が増殖しないようにすることが最重要なのです。

 

 

サラサラの唾液が解決のカギ!

 

口臭は、唾液の分泌量が少なくなり、口の中が乾燥することで、嫌気性の細菌が過剰に増殖することで発生します。歯周病の人は根本から口内の状態を改善する必要がありますが、簡単にできる方法としては唾液の分泌量を豊富にし、口の中を乾燥させず、サラサラの唾液に変えてやればいいのです!

 

それでは、どうすれば、唾液の分泌量を豊富にすることができるのでしょうか。下記にて唾液の分泌量を増やす方法をいくつかご紹介します。

 

その① 朝食はしっかりととる

睡眠中に口の中で増殖してしまった細菌をいつまでも口の中に残さないためにも、朝食はしっかりととるようにしましょう。朝食をとることで、唾液の分泌も多くなります。口臭予防の観点からいえば、一日の食事のなかでは、朝食が最も大切な食事なのです。

 

その② 食べるときはよく噛む

ものを食べるときによく噛むと、唾液腺が効果的に刺激されて、唾液の分泌が促されます。噛む回数を増やすには、なんといっても硬いものを食べるのが一番でしょう。食物繊維が豊富な、ごぼうやにんじんなどの根菜類、ひじきなどの海藻類などが最適です。

 

その③ 消臭効果のある食べ物を食べる

餃子などの臭いのきつい食べ物を食べるときには、一緒に消臭効果のある食べ物をとるようにしましょう。消臭効果のある食べ物としては、食前ならば、牛乳や生卵、食後ならば、パイナップルやパパイヤがおすすめです。

 

その④ 一服のときは水を飲む

お茶やコーヒーなども、飲みすぎると口臭の原因になります。一息入れるときには、できれば水を飲むように心がけましょう。

 

 

まとめ

 

口臭の原因は様々ありますが、特に口内における唾液の分泌量を増やしてやるのが解決のカギとなります。口臭は自分が思っている以上に強く、対人関係においては非常に重要なことなので、上述した原因や改善法を知識として蓄え、少しずつ出来る範囲で対策していきましょう。