血液がサラサラだと健康、血液がドロドロだと不健康、だということは多くの方がすでにご存じでしょう。しかしながら、ドロドロ血液に関して軽視している人は少なくありません。

 

場合によっては重篤な疾患に繋がることもあるため、サラサラ血液に向けて取り組むことが大切です。

 

 

血液サラサラと病気の関係

 

血液がサラサラの状態とドロドロの状態ではどちらが病気になりやすいか?と言うとドロドロ血液の方が病気になりやすいのは言うまでもありません。

 

現実、ドロドロ血液は、「血液中の脂肪分が多い」、「血糖が高い」状態にあります。血液中の脂肪分が多いと高脂血症と言う病気になりやすく、血糖が高いと糖尿病になっていきます

 

それらの病気を放置することによって動脈硬化が促進させ、知らないうちに複合型生活習慣病となり、しまいには、脳卒中や心不全などの突然死を招くこともあります。もし内蔵脂肪型肥満もあれば、これが話題のメタボリック・シンドロームと言う病気の概念です。

 

生命維持のために、全身の細胞に酸素と栄養を運んでいるのが血液です。その血液の状態が悪いと細胞に酸素と栄養が充分運ばれなくなります。つまり、健康のバロメータは血液の状態がサラサラであることが重要になるのです。

 

病院で高血圧と診断されて処方されるお薬は、血液サラサラにする降圧剤です。これは血液の粘性を下げ、血液サラサラにして抹消血管でもスムーズに血液が流れるようにして、高血圧を下げようとするものです。

 

医療の分野でも高血圧を下げる手段として血液サラサラにするお薬が処方されているのです。生活習慣は見直せても肥満や動脈硬化を改善し高血圧を下げるには時間がかかり過ぎます。

 

もっと簡単に高血圧を下げるには血液サラサラにすることに尽きます。身近にあるアルカリ性食品(梅・酢・昆布)を日頃から摂取し、血液サラサラにするだけでも高血圧は解消されるのです。

 

 

血液サラサラと血栓

 

血栓とは、血管の中で出来る血の塊(かたまり)のことで、血栓が血管をふさいでしまうとそこから先に血液が行かなくなり、細胞に酸素や栄養分の供給が出来なくなり細胞は壊死してしまいます。これが心臓で起きれば心筋梗塞となり,脳血管で起きれば脳梗塞となります。

 

現在日本人の死亡原因の1位:悪性腫瘍(ガン)・2位:心臓疾患・3位:脳卒中になっており、心臓疾患の90%は心筋梗塞、脳卒中の70%は脳血栓による脳梗塞と言われています。つまり血管内に血が詰まる血栓は死亡原因と大きく関係しているのです。

 

ではなぜ血栓はできるのでしょうか?

 

それは、ドロドロ血液が血管内で血管を傷つけ出血がおこると、血液成分の一つである血小板が集まり出血を止めるように作用します。(すり傷などで血が自然と止まるのは血小板の凝固作用によるものです。)

 

次に、損傷を受けた部分が修復されるわけですが、それは血漿に含まれるフィブリノーゲンというタンパク質がフィブリンという繊維素に変換されて血管の修復作業が行われます。そのフィブリンがいわゆる血栓の正体です。(すり傷などの表面にできるカサブタと思ってください)

 

しかし血栓の正体がフィブリンという繊維素ということが解っても心筋梗塞・脳梗塞の解決にはなりません。解決はどうしたら血栓を作らずに心筋梗塞・脳梗塞を起こさないかです。

 

その解決法の一つとしては、血管を傷つけるドロドロ血液から、血管を傷つけないサラサラ血液にすることです。つまり血液の流動性を高めて血管内の抵抗を少なくすることが心筋梗塞・脳梗塞のリスクをさげることにつながるのです。

 

心筋梗塞・脳梗塞を体験された方、または高脂血症・糖尿病の方の血液はドロドロしていると言われています。血液をサラサラに保つことが心筋梗塞・脳梗塞を起こさないことにつながり、心筋梗塞・脳梗塞の再発の予防になるのです。