赤ちゃんの可愛さのあまり、高い高いをしてしまう人が非常に多いのではないでしょうか?高い高いされることで喜ぶ赤ちゃんも多いのが現状で、”1つの遊び”として定着しているとも言えます。

 

しかしながら、高い高いというのは赤ちゃんにとって非常に危険な行動であり、まだ小さい時期は特に避けなければ、最悪の場合、脳障害や死亡することもあるのです。

 

 

●首が座ってないだけではない

 

おそらく高い高いがダメな原因は首が座ってないからと考える人が多いのではないでしょうか。確かに、それも1つの原因です。しかしながら、それよりも注目しなければいけないのが「脳」です。

 

赤ちゃんの脳というのはまだまだ柔らかく、頭がい骨の中でぐらぐら動きます。高い高いをすることにより、脳が上下左右と激しく動き、脳内に密集してる血管に傷がついてしまう可能性があります。

 

傷ついた血管が切れて出血してしまい、さらには細胞まで傷ついてしまうと、脳に障害が生じてしまうのです。また、脳障害が生じない場合であっても、記憶力の低下や脳の発達にも影響する場合があります。

 

このように、未発達な脳に対する刺激により、様々な害を与えてしまうため、高い高いは避けるべきなのです。

 

 

●では、いつならいいの?

 

実際、いつなら高い高いをしてもいいのか?という質問に対しては正確な答えがないのが現状です。

 

というのも、赤ちゃんによっても成長具合は異なりますし、2歳でも5歳でも、相変わらず脳に衝撃を与えるのは同じだからです。

 

また、脳の衝撃に対する耐性も人によって違い、首の太さなども異なるため、高い高いなど強い衝撃を与えるような行動はしないに越したことはありません。

 

 

●親の自己満足であるのが現状

 

冒頭で、高い高いにより赤ちゃんも喜ぶ言いましたが、結局は親の自己満足でしかありません。もちろん、赤ちゃんにも感情があり、高い高いされることによって、喜びに感情が生まれるでしょう。

 

しかしながら、笑った顔が見たいという理由で、赤ちゃんの健康を考えず、もっともっとと自分の欲求のままに高い高いをする親が非常に多いのです。

 

赤ちゃんとの1つの遊びとして伝統的に用いられてきた高い高いは、赤ちゃんの健康を害し、最悪場合には死に至るケースもあるということをしっかりと覚えておかなければいけません。

 

辛い思いをして生んだ我が子を自分の手で殺めてしまう可能性があるのです。赤ちゃんの体を今まで以上に気遣い、健全に成長できるよう努めるのが親の仕事なのではないでしょうか。