外出する時や仕事で忙しい時など、どうしても子供の世話をできない場合には、ベビーシッターのように子供の預かりサービスがありますが、ベビーシッターの他に「チャイルドマインダー」というのがあるのをご存知でしたでしょうか。

 

チャイルドマインダーは、毎日の保育園のお迎え、保育園に入れるまでの間、学校に通って資格をとるため、あるいは専業主婦のお母さんのリフレッシュのためなど、さまざまなケースに利用できる個人営業のベビーシッターのこと。

 

あずかる場所は、保育者の自宅の場合も、児童の自宅の場合もあります。個人でやっているので、個々のニーズにきめ細かく対応してもらえます。

 

条件の合う人が近くでみつかればラッキー。行政のファミリー・サポート、民間のエスクやベビーシッターと並ぶ選択肢としてチェックを入れてみましょう。

 

 

急増するチャイルドマインダー

 

「チャイルドマインダー」という言葉には、皆さんまだなじみがないかもしれませんが、家庭で子どもをあずかってくれる個別保育のエキスパートのことです。

 

イギリスでは60年以上の歴史があり、国家職業基準資格として認められています。日本での歴史はまだ5年あまりですが、養成セミナーを受け、資格を取得する人が増えています。

 

日本での資格は国家資格ではありませんが、資格をとるには、養成セミナーで子育ての専門知識を本格的に学んだ後に検定試験に合格しなければならないので、かなり信頼度は高いといえるでしょう。

 

チャイルドマインダーには保育経験者も多いそうです。運よく元看護婦さんだった人に当たって、病後児保育もお願いできるなんてケースもありますよ。

 

 

どうやってみつけるの?

 

チャイルドマインダーは個人営業なのでちょっとみつけにくいのが現状ですが、養成セミナーを開いている専門学校に問い合わせると、その学校の養成講座を受けて資格をとり、ネットワークに加盟しているチャイルドマインダーの中からニーズに合った人の情報提供をしてもらえる場合もあります。

 

21世紀職業財団が運営している「フレーフレー・テレフォン」でも紹介されています。まだ少数ですが、個人でインターネットにホームページを開き、申し込みを受け付けるチャイルドマインダーも現れ始めています。

 

チャイルドマインダーはまだ人数が少ないので需要にこたえきれないという現状もありますが、もしみつかれば、ベビーシッターよりも安い料金で、保護者のニーズに合わせた保育が受けられるというメリットがあります。

 

 

利用する前にここが知りたい!

 

チャイルドマインダーは個人事業主で、あずかる子どもの年齢や条件、料金などもさまざまです。以下に紹介するのは、日本でのチャイルドマインダー養成の草分けNCMA, Japanのネットワークに加盟するチャイルドマインダーの場合です。

 

①あずかってくれる子どもの年齢は?

0歳からみてもらえるケースが多く、未就学児童に限るところから、12歳ぐらいまでの子をあずかるところまでとさまざまです。

 

②どんな人があずかってくれるの?

NCMA, Japanのチャイルドマインダー養成セミナー受講(保育経験者で36時間、保育初心者で72時間)終了後、日本チャイルドマインダー協会の検定試験に合格した人です。

 

③あずかってもらえる時間

個々のマインダーさんによって違いますが、かなり融通がききます。中には宿泊を受け付けるマインダーさんもいます。

 

④料金は?

個々のマインダーさんによって違いますが、1時間1,000円前後が多いのが現状です。定期利用者のために、月ぎめ料金を設定している場合もあります。児童の自宅に出向く場合は交通費が別途かかります。

 

⑥食事、入浴は?

マインダーさんによっては、食事の用意をしてもらえる場合もあります。その場合の料金もマインダーさんによって異なります。夜遅くまであずかってもらう場合に、入浴のケアをしてくれるマインダーさんもいます。

 

⑥事故などのトラブル対策は?

NCMA, Japanのネットワークに加盟しているチャイルドマインダーは、万が一の場合に備えて、幼児小児救急救護の国際カードを取得し、あずかる子どもに対する総合補償制度(保険)に加入しています。

 

⑦どんなふうに申し込む?

NCMA, Japanに問い合わせて情報提供を受け、そのあとは直接チャイルドマインダーと契約することになります。ベビーシッター派遣会社とは違って、今日お願いして明日派遣してもらうというようなシステムではないので、情報提供を受ける場合は、時間的な余裕をもって問い合わせを。

 

問い合わせ先: NCMA, Japan TEL:0120-83-4511

 

 

まとめ

 

少子化と言われていながら幼稚園や保育所に入れない子供が多い今、ベビーシッターやチャイルドマインダーの需要はどんどん高まっています。

 

未だあまり知られていないチャイルドマインダーですが、忙しい時には非常に助かる存在ですし、比較的安く利用することができるので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。