アレルギーとは?

 

アレルギーは、体内の免疫機能が特定の抗原(免疫細胞上の抗原レセプターに結合し、免疫反応を惹起する物質)に対して起こす、過剰な反応のことをいいます。

 

アレルギーの原因はいまだ不明ですが、抗原に対する過剰な曝露、遺伝などが原因として考えられています。

 

 

アレルギー疾患例

 

アトピー性皮膚炎・・・

アトピー性皮膚炎は、アトピー型気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎の蕁麻疹を起こしやすいアレルギー体質(アトピー素因)の上に、様々な刺激が加わって生じる痒みを伴う慢性の皮膚疾患と考えられている。患者の約8割は5歳までの幼児期に発症する。

 

アレルギー性鼻炎・・・

発作性反復性のくしゃみ、水性鼻汁、鼻閉を(花粉症) 主徴とする鼻粘膜のI型アレルギーを指す。

 

アレルギー性結膜炎・・・

花粉やほこり、ちり、ペットの毛などが原因で目や目の周辺がかゆくなったり、白目部分が赤くなったりするものをいいます。

 

アレルギー性胃腸炎・・・

アレルギー反応を引き起こす食物の摂取により、腹痛、下痢、嘔吐などがおきます。重症化すると呼吸困難、血圧低下などの危険な症状が現れます。

 

気管支喘息・小児喘息・・・

喘息は、アレルギー反応や細菌・ウイルス感染などが原因となった気管支の炎症が慢性化することで、気道過敏性の亢進、可逆性の気道狭窄を起こし、発作的な喘鳴、咳などの症状を起こす呼吸器疾患をいう。喘息発作時にはこれらの症状が特に激しく発生し、場合によっては、死(喘息死)に至ることもある。

 

食物アレルギー・・・

特定の食品を飲食することで、アレルギー状態が発生する免疫反応を言う。場合によっては死亡する場合もある。

 

蕁麻疹(じんましん)・・・

軽度の膨らみをもった「みみず腫れ」をもった皮膚の灼熱感・かゆみを伴う発疹が生じたり、気道内にも浮腫を生じることがあり、この場合、呼吸困難を併発し、死ぬこともある。

 

 

日本におけるアレルギー患者数の動向

 

我が国におけるアレルギー患者数は増加傾向にあり、2014年に行われた厚生労働省の保健福祉動向調査によると、

 

過去1年間に皮膚・呼吸器・目鼻などのアレルギー様症状があった人は35.9%にのぼり、またすべての年齢階級において大都市が都市郊外や郡部に比べて多くなっています。

 

このようなアレルギー患者数の増加は、様々な環境因子や生活習慣などの変化がアレルギーの発症・増悪を推し進めているからと考えられているようです。